土地改良区は、農業用の水利施設(揚水機場・排水機場・用水路・排水路など)の整備管理・運営を行っていますが、これらの施設は農業用以外にも、次のような多面的な機能を持っており、地域の日常生活に欠かせないものとして活躍しています。
(1)洪水防止機能
(2)地域用水機能(防火用水、親水機能など)
(3)良好な景観の形成機能
(4)生態系保全機能
(5)水質浄化機能
これらの多面的な機能を一層発揮させるため、土地改良区では「国営造成施設管理体制整備促進事業」において、これらの施設の維持管理費のうち、多面的機能の発揮に相当する分の助成を、国・県・市からいただいています。
また、こうした多面的機能は農家だけでなく、地域住民の皆様全般にわたって発揮されています。土地改良区では、集落ごとに住民の皆様が一体となった組織を作っていただき、その組織と土地改良区の間で施設管理協定を締結し、農業用施設の維持管理を担っていただく活動を進めています。
現在、施設管理協定を締結している集落は次の地図の通りです。
該当する箇所をクリックすると、集落ごとの活動の状況を紹介します。