親子ビオトープ教室を開催

田園自然環境保全・再生支援事業

3月19日(土)、『大渕の池』粗朶護岸施工イベントに引き続き、「親子ビオトープ教室」が開催されました。

このビオトープ教室は、現在土地改良区が取り組んでいる田園自然環境保全・再生支援事業の一環として実施しているものです。

この「大渕の池」では、今後、築山にクヌギなどを植栽する「カブトの森づくり」が計画されています。また、今回のイベントが、ホタルが飛ぶ水路づくりを目指していることからも、この池が人々の憩いの場となると同時に、多様な動植物を育む生物の棲息空間となることが、子供たち含め地域の皆さんから大いに期待されていることが伺えます。

そこで、今後、この池を「守り」「育てて」いく上で、どのようにしたらカブトやホタル、メダカなどが生息する環境を創造できるか、また、それを守っていくためには、どんなことに注意をすればよいか、これからも保全活動に携わっていただく地域のみなさんからも考えていただくため、ビオトープに関する専門家を招き、スライドなどでわかりやすく説明していただきました。平成16年度は、池の周辺において動植物(植物・魚介類・昆虫)の生息調査が行われており、講義ではその結果も交えながら、希少な生き物を守ることの大切さ、また、今いる生き物を守ることの大切さも伝えられました。


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