亀田郷一斉清掃

6月20日、昨年度に続き2回目となる亀田郷一斉清掃が、亀田郷環境整備連絡会・亀田郷地域用水対策協議会の主催により実施されました。地域住民に加え、関係機関のご協力、また学校単位の参加などもあり、前回の631名を上回る748名の参加を得て、投棄が目立つ郷内の高速道路周辺を重点的に、各地区の協議会がそれぞれの地域で、用排水路を中心に清掃活動を展開しました。約3時間の作業でしたが、総量約10トンの一般ゴミに加え、タイヤ・バッテリー・家電類・粗大ゴミ・廃材類など、大量の有料処分ゴミが回収されました。

傾向としては、タイヤ類は減少、自転車等粗大ゴミは昨年並みでしたが、今年は家電類が非常に増えております。家電リサイクル法により処理の有料化が行われている４品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)では、特にテレビ・エアコンの増加が目立ちます。また、その他家電でも、家庭用DVD機の普及によると思われるビデオデッキ類の増、資源有効利用促進法の改正により有料化されたパソコンの増加なども影響し、回収された家電類は大小併せて153点にものぼり、前回の68点を大きく上回る結果となりました。

昨年と比べて減少するという予測は裏切られましたが、こうした活動を継続し、地域住民といっしょに取り組んでいくことが、少しずつでも不法な投棄の減少や地域の自主的な環境整備活動につながっていくものと期待しています。

最後に、実施にあたり多大なるご支援・ご協力いただいた、新潟市・亀田町・横越町・信濃川水系土地改良調査管理事務所・亀田郷農業水利事業建設所・日本道路公団新潟管理事務所・亀田郷建設業協会の皆様には、紙面を借りて厚く御礼申し上げます。