地域ぐるみの維持管理が大きく評価

― 2年連続で広報大賞優秀賞受賞 ―

平成16年2月10日、全国農村振興技術連盟主催の平成15年度農業農村整備事業広報大賞授賞式が開催されました。亀田郷土地改良区は2年連続で優秀賞に選ばれ、当日は上之山理事長が表彰を受けました。連続で受賞するのは全国でも珍しいことだそうです。

当土地改良区では、平成12年度から県営流域水質保全機能増進事業、団体営地域用水機能保全増進事業で水環境整備や水辺保全活動の支援に取り組んでいます。平成15年度では、地域住民の意見を取り入れた施設整備がついに実施され、維持管理について考えるワークショップのほか、水路周辺の植生保護活動やホタル観察会、水辺の生き物調査などが行われました。住民の意見を取り入れた施設整備により、維持管理活動が地域ぐるみで積極的に行われるようになったこと、さまざまな形で農村の自然を学ぶ機会を設け、水辺を守り育てる意識をさらに向上させたことが全国的にも大きく評価されました。

これも各地区で行われている地域活動に参加頂いた方々のおかげかと思います。これからも農村の水環境をより豊かにするため、地域に向けた広報活動と情報発信を積極的に展開していきたいと考えています。


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