地域用水機能増進事業
 平成14年度各地区 地域用水対策協議会の中間報告


平成14年 10月8日現在

1.大江山地区

大渕圃場整備内の土地改良区所有地(A=7,000u)の整備計画案を大渕小学校4年生が総合学習で3案(子供達がテーマを決めて)作成、地域住民はワークショップをおこない、5案を作成しました。(基本コンセプトは子供からお年寄りまで楽しんで、憩える空間)

その後、10月6日にこれらの案をひとつにまとめるためのワークショップを小学生と地域住民が一緒に開催しました。それを基に、大渕小学校4年生がジオラマを作成し、大渕小学校文化祭や大江山文化とスポーツの祭典に展示します。

2.亀田地区

昨年度作成した清五郎排水路整備計画を、今年10月より県営流域水質保全機能増進事業で丸潟〜長潟地区の間(l=460m)改修工事に着手します。

それに伴い、丸潟地区では、今年度工事区間の管理用道路敷地内の草花等を地域の住民自ら移植し、改修完了後に復元をする予定です。

今後、丸潟・長潟地区では、自分たちが作成した整備計画案を現地でポールやビニールテープを使って施設等の位置や幅等を確認し、水生植物の植栽や維持管理組織の活動内容の検討を図ります。

3.両川地区

10月5日、割野地区の地域住民と小学生を中心に、両川用水路の整備計画案づくりのためのワークショップを開催、今年中に整備計画案を作成する予定です。

その後、両川連絡用水路の活用方法を地域住民の意見を聞きながら検討します。

4.曽野木地区

丸潟新田・鍋潟新田地区が自ら作成した清五郎排水路の整備計画案を地域住民と一緒に現地で確認し、意見・要望を取りまとめ検討しました。

また、両地区で東線用水路の上部空間を利活用した環境美化活動(花の植栽・管理)を実施しました。

今後は、亀田地区と連携した住民が主体となった維持管理組織をどのようにして立ち上げるかを検討します。

5.鳥屋野地区

網川原地区と鳥屋野一丁目の自治会役員と工区役員を中心に女池・網川原排水路上部空間をどのように利活用するか検討し、「通学路を基本に年寄りも憩える場所」として整備計画案づくりを進めることに意見集約をみました。

今後は、このコンセプトを基に計画案づくりを進めるとともに、そこに住民意見の反映や合意形成をどのように行うか検討を行います。

6.山潟地区

8月23〜24日、山潟地域水辺環境の会の役員を中心に、閉鎖水域で水質浄化及びビオトープ等を実施している、千葉県手賀沼を先進地視察を実施しました。

今年中に、清五郎排水路(清五郎潟〜小松掘排水路)の整備計画案を作成します。

7.大形地区

8月24日、海老ヶ瀬地区の住民を中心に先進地視察を実施するとともに、大形用水路上部の維持管理について沿線2自治会と協議し、自治会が維持管理する所以外を東土木事務所が行うということで合意を得ました。

今後、地域用水機能増進事業を地域住民に啓発するための看板を設置するとともに、海老ヶ瀬排水路の整備計画案づくりのためのポイントマップを海老ヶ瀬地区の住民を中心に作成する予定です。


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